2016.09.29
車高調を取り付けしてローダウンする方法について
車高調の種類は大きく分けて2種類
前回お話した車をローダウンする方法の一つに車高調の取り付けがあります。この車高調にも種類があります。まず一つはバネの位置を調整してローダウンをする物(バネ式)。もう一つがショックの長さを調整してローダウンする物(全長式)。
バネ式の車高調について
バネ式の車高調はバネだけを交換してローダウンするのではなく、ローダウンバネに適したショックがセットになり更にバネの位置を調整できる物になります。車高調が販売され始めた頃は何処のメーカーさんもほとんどが、このバネ式だったと思います。
バネ式の車高調のメリット
バネ式の車高調を取り付けしてローダウンした時の魅力は乗り心地が良い事だと思います。純正形状に近いローダウンバネに専用ショックがセットになっていますので程々にローダウンするのであれば乗り心地を損なう事無くローダウン出来ます。
純正より良くなるなんて事も・・・
バネ式の車高調のデメリット
車高を調整する際、バネの位置のみを調整するので適正値を超えてしまうと逆に乗り心地が悪くなる事があります。更に下げ過ぎるとバネが遊んでしまったり異音が出てしまう事もあります。
全長式の車高調について
全長式の車高調はバネの位置の調整&ショックの長さの調整の二カ所を調整してローダウンする事が出来ます。最近ではポピュラーな商品になってきていると思います。
全長式のメリット
全長式の車高調を取り付けしてローダウンした時の最大のメリットは調整幅です。ショックの長さを調整出来るのでバネ式には出来ない細かいセッティングが可能になります。メーカーや仕様によっては極限までローダウンする事が可能になります。街乗り用の車高調ではある程度車高を上げる事も出来るので新潟の様な雪国ではかなり便利な物になります。
全長式のデメリット
全長式の車高調のほとんどが純正形状と異なる直巻のバネに変わってしまうので、取り付けた時点で乗り心地が固くなります。また極限までローダウンする仕様の商品を取り付けた場合、上げる為の調整幅が少なくなってしまうので最大値まで上げても低い状態です。雪国には辛いところです。
車高調を取り付けたローダウン方法のまとめ
ローダウンの方法と同様に車高調にも色々と種類があります。お客様の求めるスタイル.仕様に適した商品をご案内致します。お気軽にご相談下さい。
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